三和ファイナンス

中堅消費者金融だった三和ファイナンス

三和ファイナンスの店舗風景

中堅消費者金融であった三和ファイナンスは、東京において1972年に創業されました。地道な小口融資とテレビコマーシャルなどの営業活動により、国内では400を超える支店を増やすほどにまで成長。その間、韓国に進出したり様々なビジネスを展開。

しかし、2006年の貸金業改正以降、過払い金請求の影響で業績は悪化し、2011年に倒産しました。

  • 1972年10月:創業
  • 2002年12月:韓国で三和マネーを設立
  • 2007年 4月:違法な取り立てによる貸金業規制法違反で約2ヵ月間の業務停止命令を受ける
  • 2008年 5月:埼玉県大宮西口支店の支店長による違法な取り立て手段で5日間の業務停止命令を受ける
  • 2008年 9月:かずさファイナンスの子会社となる
  • 2008年10月:三和ファインナンスからSFコーポレーションに名称を変更
  • 2009年 1月:本社を新宿区西新宿から港区六本木に移転
  • 2011年 8月:破産手続き開始を受けて倒産、負債総額は1,897億円

三和ファイナンスの店舗

2004年当時の企業データ

  • 本社所在地/〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-2-33
  • 代表者/山田鉱一郎(やまだ・こういちろう) 創業/昭和47年
  • 従業員/1,006人(男546人、女460人) 資本金/32億7,500万円
  • 平均年齢/27.1歳
  • 売上高/b>/440億1000万円(平成16年4月) 事業内容/消費者金融、ホテル業
  • 営業所等/本社(東京)支店400
  • 関連会社/・三和興業株式会社、三和リース株式会社、三和興産株式会社、三和ファンドマネージメント株式会社、千寿巌本舗株式会社、三和フーズ株式会社、有限会社ワイ・ディ・エム、飛鳥ホテル株式会社、三和エバーグリーン株式会社、三和プランニング株式会社、株式会社財昇、エル・アンド・ジーファイナンス株式会社、三和債権回収株式会社

テレビコマーシャル

現在、消費者金融のテレビコマーシャルは2006年の貸金業規制法改正により、各社月間100本以内、午前7時から午前9時までの間と午後5時から午後10時までの間は放送できない決まりになっていますが、それ以前はゴールデンタイムの時間帯に頻繁に消費者金融のCMが流されていた時代がありました。

この時代のテレビCMによって利用者が急増したと言われていますが、これによって多くの多重債務者や自殺者を生み出したことも忘れてはなりません。

2001年当時のCM

2001年当時の金利  29.000%
   
   
   

2004年当時のCM

2004年当時の金利  29.000%
   
   
   

1999年消費者金融金融融資残高ランキング

1999年は消費者金融業界が最も勢いに乗っていた時代です。各業者とも顧客を増やし、過去最高益を出していた一方で、過剰融資により多重債務者や自己破産者が増えていった時代です。

  • 第一位0武富士(1兆3,412億円). 当時の上限金利27.375%
  • 第二位0アコム(1兆2,064億円). 当時の上限金利27.375%
  • 第三位0プロミス(9.766億円). 当時の上限金利25.550%
  • 第四位0アイフル(5,392億円). 当時の上限金利29.200%
  • 第五位0レイク(4,188億円)
  • 第六位0アイク(4,188億円)
  • 第七位0三洋信販(2,252億円). 当時の上限金利29.000%
  • 第八位0ディックファイナンス(2,084億円)
  • 第九位0ユニマットライフ(1,659億円)
  • 第十位0日立信販(1,601億円)
  • 第11位0シンキ(1,323億円)
  • 第12位0三和ファイナンス(1,064億円)当時の上限金利29.200%

二股ラジウム温泉

1898年に開かれた二股ラジウム温泉は、効能が古くから伝えられており、戦前は帝国陸軍の保養施設としても利用されていました。熊が温泉に浸かっていたのをアイヌ人が発見したとも伝えられています。

そんな歴史ある温泉施設を、2000年に三和ファイナンスが買収。由緒ある木造旅館を近代的な施設に改修し、二股ラジウム温泉と名称を変更する。翌年から三和ファイナンスの広告の下部には二股らじうむ温泉の宣伝が掲載されることとなります。

ただ、この広告が「二週間の湯治で椎間板ヘルニアが良化しなければ代金を返還します」といった趣旨を記載していたことから、公正取引委員会から警告を受けることとなります。その後、2011年には親会社の三和ファイナンスとともに倒産。

二股ラジウム温泉